模試は本試験ではない |
このような受験生に対して どのように説くのか このような受験生に対してただ手をこまねいてよいわけはありません。むしろ模試の重要性を説き根気よく、受験生とって模試の必要性を繰り返し理解を求めることが大切です。家族ですとつい感情的に言い切ってしまいますが、頭ごなしではダメです。受験生にとって陥りやすい受験心理によるものと理解してあげ、丁寧にその利をときながらその気になるよう導いてあげていただきたいと思います。 受験生のタイプ 模試を受けるまでは、散々理由をつけて渋ったり、何度も「受けます」といいながら受けなかったり、中には模試を受けたというので、模試の問題の提示を求めたところ、問題は捨ててし まったと強弁を言う等と、いろいろな受験生がおります。 受験心理の理解はまず周囲の人から これらの生徒さんは決して不真面目ではないのです。まじめであるが故に「もし模試での判定が悪く判明してしまったらどうしよう」とか、「志望校を変更しろと言われないか」などと考えてしまい、受けられないと理解してあげていただきたいと思います。そのように理解してあげることで解決の糸口が必ず見つかります。あくまでも模試は客観性を追及するべきものであり上手に利用すべきものなのに、主観的にとらえすぎ、左右されてしまっているのです。 模試でどんなに悪い評価を出しても不合格にはなりません。本試験ではないのですから。 |